「海外で唯一のタカラヅカ・レヴュー・ライブラリー」
                    (ハワイ州ホノルル 天理文庫内)


アメリカ・ハワイ州ホノルルに宝塚家劇のタカラヅカ レヴューライブラリーを創設しようと企画したのは1998年
丁度、作家の陳舜臣さんの「陳舜臣文庫」の開設を決めた時だった。

場所は天理教ハワイ伝道庁の敷地内いある天理文庫だ。
パリハイウエーを一直線に上ると日本国領事館があり、そのそばだ。
当初は、私が家に収集していた宝塚関係のものを、ハワイに運ぶと同時に、強力な協力者が現れて、その人のお蔭で
公演の初めはビデオテープ、また宝塚歌劇の事を確り書いた著者から本を頂戴して本棚も順次増えていった。


こうした中で、やはり大切なのは、ハワイに在住している元タカラジェンヌの方々が毎月高いお金を払い,歌劇はじめ
月刊誌を読まれているので、何とかしないとと考えていたら、元宝塚歌劇団の広報を担当していた春馬誉貴子さんが
陰ながらの応援を貰い、私が毎月出る2冊の月刊誌を航空便で郵送し、この件は大助かりで今日までハワイ在住の皆様が喜んで愛読している。

月刊誌の空輸は1999年から始めた。今やその冊数は360冊にもなる。

ミュージカル作家の山崎陽子さん、元スポーツニッポン新聞社の藪下哲司さん、内海重典さんご家族はじめ
宝塚に関係した方々から何らかの品を寄贈、中には天津乙女さんの貴重は品もあります。

現在、タカラヅカ レヴュライブラリーに備えられているものは宝塚に関係する単行本、写真集、アルバム
公演プログラム、パンフレットなど516冊

公演収録のヴィデオテープ  341本
公演収録DVD         399枚
公演収録コンパクトヂスク  378枚

1999年からの歌劇、宝塚GRAPH  今日現在 360冊

総点数は1634点になります。
タカラヅカ レヴューライブラリーへの4来館者は、週5日で10人ぐらい。残念ながら、今日のハワイは
日本企業の駐在員が激減、また、在住日本人も減少、日系アメリカ人も年齢層が高齢化して、全体的に
少ないのが現状です。

そうした中で、タカラヅカ レヴューライブラリーは、貴重な楽しみを得る場所として、利用されてることは素晴らしい事です。
昨年は,解説15年で、ハワイに在住の元宝塚課役団月組組長をされていた有明 淳さんに記念の宝塚の思い出話を
天理文庫内の、懇話室で開催50人余りの方々が集まり、有明さんの当時の舞台を見たりサヨナラ舞台を見たりして
有明さんから、昔の宝塚の夢物語を聞くなど3時間余り楽しい一時を過ごしました。

此れだけ充実した宝塚歌劇ライブラリーは日本国内は勿論ありませんし
アメリカのハワイ州ホノルルにあるだけという貴重なものです。
又、公演舞台収録のDVDなどは、阪急電鉄の大橋太朗相談役からのドネーションで、更に充実してきており
深く大橋さんへ御礼申し上げます。


因みに、1998年以来、宝塚関係の資料は毎年私自身でボランテイアでハワイまで運んでおり、運ぶ便がある時は
天理教海外部の関係者にお願いしたりして、いつも、新しいものが、すぐにハワイで見れる、読めると言う状況を
作ろうと努力して居ます。

協力して頂ける方がおいでの節は私の所へご一報お願いします。<2014−3−29>







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